miyukikaku

りんごの嘆き

自己愛の強い夫が勝手に別居生活を始めて長い年月が経った。今後の自分の生き方を考えながら自己愛男への不満を呟く。

昔の上司のK氏

17 4月

K氏の自業自得な老後生活


K氏は「子ども嫌いだから作らない」と宣言し、子どもがいないまま離婚した。



今のK氏が言うには、

「妻と喧嘩ばかりの日々だった、妻の浪費癖がひどく、経済的にも苦しく、子どもは作れなかった。妻は、婦人科系の病気になり、子供の産めない身体になった後、突然離婚調停をかけてきた」と言う。

実家で静養していた奥様は、

「自分の結婚生活を振り返ると不幸な毎日だった。病気になる前に子どもを産んでいたら良かった。こんな生活もう嫌だ。仕事で成功して私を幸せにすると言ったのに、結果はろくに稼げないただのオジサンだ。私はこんなオジサンと結婚したんじゃない!」


とK氏に言ってきたとか。



中年になっていたK氏は、会社を辞めて、転職もうまくいかず落ち込んでいた。

その時に離婚調停をかけられ、ぼろぼろになったという。自殺も考えたと。



この奥様は、仕事を持ち、自立していたので、別れる勇気が持てたのだろう。



こうなると哀れなのは男性の方。



しかも、難病になり、孤独な生活。


これがあのK氏の老後かと、若い時の面影は全く無いのだろうなと想像した。



自己愛男もこうなるのだろうか。


K氏は、過去の自分を反省している風で、奥様の気持ちを受け止め、慰謝料も払って素直に別れたらしい。

仕事はできた人だったから、自己愛男ぼど、馬鹿ではないだろう。



それに引き換え、自己愛男は現在、お気楽で自由にやっているようだ。


もし、私たち家族に突然縁を切られたら、そのショックでK氏みたいにならないだろうか。


ならないだろうな、普通の人間じゃないからなあ。





16 4月

2人の事を確信する

そんな事があってから、人を見る目が敏感になり、人付き合いが慎重になった気がする。

それからも何も知らないふりをして、K氏ともAさんとも普通に接した。
Aさんとは、仲良くしていたが、一線は引いていた。


ある日、皆で昼食をとっている時、各人の部屋の話で盛り上がった。

自分の部屋はどうだ、あの人の部屋はどうだと感想を言い合った。


Aさんの部屋はどんな?と聞いた人がいて、私が「とても掃除が行き届いたお洒落な部屋」と誉めた。

「そんな事ないわよ。やめてよ」とAさんが照れていた時、誰かがK氏に「Aさんの家に皆で確認しにいきましょうよ」とジョークを言った。


「Aさんの部屋、行ってみたい。行こう行こう」とあきらかにジョークな感じで、皆で笑った。


K氏に「独身女性の部屋に興味ないですかあ?Aさんの部屋、見てみたいでしょ?」と何も知らない社員が畳みかけた。

場を盛り上げようと軽いノリで言ったのだ。


でも、私は一人心の中でハラハラしていた。

Aさんは、益々困惑した顔になり、K氏は眉間にしわを寄せ、返事に詰まっていた。



皆何も知らないので、はははと笑う。


私はこの時の二人の反応で、同期君の話が真実だと確信したのだった。嘘のへたな二人だった。








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15 4月

まさかK氏と…

誰を信じていいのかわからなくなり、残業で一緒になった同期の男子社員に愚痴った。



その男子はK氏にもAさんにもかわいがられていて、私生活でも付き合いがあるようだった。


2人の話題をふってみた。


すると彼は「僕は二人共信用してないよ。Aさんはいい先輩だけど。あの二人、できてるんじゃないかって僕は疑っているんだ。奥さんや彼氏がいるのにさ、遊びなのかな、嫌だなあって思うよ。でも大人だしどうでもいいけどさ。」

と更に驚く話を聞いた。


「前に、k氏と僕とAさんの3人で飲みにいった事があったんだ。皆べろべろになっちゃって、終電にかけこんで帰ったんだ。一番近い駅はAさんで、次が僕、一番遠い駅なのはK氏だった。なのに、Aさんが降りたら、K氏も降りて追っかけて行った。僕はとっさにK氏を止めたんだけど、酔っぱらってて、振り払って降りちゃった。」

「翌朝、K氏の奥さんから電話がきて、主人が昨夜帰ってこなかったのですが知りませんか。と聞かれた。嘘ついて知りませんと答えたけど。」

「翌日、二人別々に聞いたんだ。K氏は、ちゃんと帰宅したと言って嘘ついた。Aさんは、僕にK氏が一緒に降りたことを知られてるから、それが前提で、”困ったわよ。K氏が付いてきてさ、アパートに連れていけ、と言うのよ。振り切ってまいて帰ったわよ。”と言ってた。僕は多分、K氏は彼女のところに泊まったと思う」


「彼女は、誰とでもOKな人だって有名なんだよ。K氏は女癖が悪い。この二人が何もないはずがないだろ」


ショックだった。


先輩Aさんは、とても良い人で、優しくて大好きだったから。

彼氏もいたし、とてもそんな人に見えなかったし、彼女もK氏を嫌っている風にしていたから信じていた。
K氏がAさんに気をつけろと言うのは嘘ではないだろう。


AさんはK氏と仕事をしたいのだろう。私と代わりたいのだろう。
そしてK氏は、例え一回限りの浮気でも、Aさんに暴露されるのが怖いのだろう。



自分がまだ未熟な時の話。いい勉強になった。







14 4月

あの子に騙されないで

「君、Aさんに、仕事の部署を代わった方が良いと言われなかった?同情するふりして、配置をかえてあげようかと言われたんじゃない?」


と聞かれた。なぜ、知っているのかなとどきっとしたが、否定しといた。すると

「昨日、あの子と飲みにいってさ、聞いたんだよ。僕と君を一緒に仕事させたくないって。私があなたと一緒にやりたいのって。で、君を説得しているって言うんだよ。」


え?え?何?


頭が混乱する私。



「でも、僕はAさんとは仕事したくないんだ。あの子はミスが多くて嫌なんだ。一緒に遊ぶにはいい相手だけど、仕事は君の方がやりやすいから、かわってほしくないんだ。だから彼女に騙されないようにしてほしいんだよ」

もう誰も信用できなくなった。








13 4月

K氏夫婦の様子と先輩の話

ハイキングでのK氏夫婦の様子は、他のメンバーをしらけさせた様だ。



奥様は、K氏のせいなのだろうが、そこにいる女性皆が旦那を狙っている、と思い込んでいる様だったという。

皆に挨拶するでもなく、女性たちをじろじろと観察し、ずっとK氏にべったりくっつき離れなかったらしい。
それはそれで全く誰も気にしていなかったのだが、妄想中の奥様は女性全てといっさい口をきかず、フンと言う失礼な態度だった。


本当に誰もK氏には興味はなかったのだが、奥様の行動はエスカレートし、「ね~ん。Kちゃん!」と甘えた声をだし、お弁当の時には「Kちゃ~ん、はあい、あ~んして!」とこれ見よがしなパフォーマンスをしていたとか。



そしてチラチラと女性たちの反応を見て、勝ち誇った表情をし、にやっと笑っていたという。



「本当に、奥さんのせいでぶちこわしだったわ。何を勘違いしてるのか、私たちを目の敵にしてるのよ。誰もあなたの旦那さんなんか興味ないわって言ってやりたいねって、皆で怒っていたのよ。
あなた来なくて良かったと思うよ。K氏も奥さんと一緒になって私たちに妬かせようとしてるの。ほんと、勘違いの馬鹿夫婦よ。」

と怒りに満ちた報告を受けた。



本当に行かなくて良かった。悪いのはK氏なのだ。



気にしない様にし、仕事に集中しようと過ごしていたある日、

「あなた仕事大丈夫?K氏を嫌ってる様だけど一緒に仕事するの嫌でしょう?」と先輩Aさんが心配してくれた。

「仕事は割り切っていますから大丈夫です。」と答えた。事実、K氏の仕事の教え方は、とてもわかりやすかった。仕事は有能で勉強になっていた。


「もし、嫌なら私が上に言ってあげるから、無理しないで言ってね」とAさんは真剣に話してくれた。



翌日、夜にK氏から電話がきた。

「Aさんと最近仲良さそうだけど、気をつけた方がいい。君、騙されているんじゃない?」

と言われたのだ。

混乱してきた。







12 4月

K氏の自惚れが迷惑

K氏の自惚れの強さには呆れていたが、それを証明する話を女子先輩Aさんから聞いた。



「Kさんには気をつけた方がいいわよ。あの人、女癖と酒癖が悪いのよ。新入社員が入る前日、こんな事言っていたのよ。”新人の女の子が僕を好きになったらどうしよう。僕結婚しているしなあ。”って、真剣に悩んでいたのよ。」


ここまで聞くと、馬鹿にされているとしか思えず、怒りでイライラしてきたのだった。



相手にするどころか、嫌いだし、仕方なく一緒に仕事しているのに、夫婦で勝手に妄想し、関係ない人を浮気相手と決めつけ、嫉妬させ、その刺激を楽しんでるってことか。



迷惑でしかない。


そして、ハイキングに行ってきた友人から、当日の事を聞いて、益々呆れてしまった。




11 4月

奥様にも女子社員にも嫉妬させようとする

私がハイキングに行くメンバーになったと知ったK氏は、その日の前々日に、私にこう言ってきた。


「ハイキング、行くのやめてくれないかなあ。」

「うちの奥さんに話したら、一緒に行くと言って聞かないんだ。いつも構ってあげてないし、奥さん同伴でいく事にしたよ。それで、一緒にいく女性は誰なのか聞かれて、教えたら、君をメンバーからはずせと言うんだよね。」


という、腹立たしいというか、意味不明な話を平然としてくるK氏。



私は、もともとK氏がメンバーにいるのが嫌だったので、行くのをやめた。

でも、会った事もない、興味もないK氏の奥様の意向を聞いて辞退したと思われるのは嫌だった。


誘ってくれた同期の子に話すと、

「気にしないで行けばいい。あんな馬鹿夫婦は無視して自分たちだけで楽しもうよ」

と一緒に怒ってくれた。
でも、私は全く行く気が失せていた。



K氏は、私が聞いてもいないのに、言い訳をしてきた。

「僕が浮気してると妻は疑ってるんだよ。一緒に行きたいっていうのも本当にハイキングなのか確かめるつもりなんだよ。しかも、君と浮気してると思い込んでるみたいでさ、困ってるんだよ。違うと言っても信じてくれなくて。」


と言いながら、自慢気で、奥様から愛されていると言わんばかり。


おそらくこいつは家で、「会社の女の子が誘惑してきて困るんだ」みたいに嘘ついてて、奥様をわざと嫉妬させて楽しんでるじゃないのかと思ってしまった。


私たちの前で、奥様の話をよくするのも、女子社員に嫉妬させようと思っているのでは?と謎が解けてきた。誰も嫉妬なんかしないのだが。

何て自惚れの強い奴だ。と益々嫌になった。





10 4月

帰宅後k氏から電話

帰宅して、疲労感に襲われているところにK氏から電話がきた。



携帯電話は無い時代。相手が誰かもわからずベルがなったら取るしかない。



「さっきは申し訳ない。いやあ、軽い冗談のつもりでさ、なんちゃってと言って、すぐ引っ込めるつもりだったのに、本気にされちゃって参ったよ。怒らせてしまってごめんね。こういう悪ふざけはもうやらないから、許してほしい。また明日から仕事一緒に頑張ろうよ。このまま会社に来なくなっちゃうと困るし。心配になって電話しちゃった。」


と、必死で言い訳してきた。



言い訳なんかどうでも良かったが、私は仕事さえ気分よくできるのならいいかと思い、この話は忘れる事にした。



翌日から普通に出勤し、何事も無かった顔で過ごした。



その後も、K氏は相変わらず寄り道する癖は続いており、奥様ともめている様だった。



それから半年が過ぎた頃、同期の子からハイキングに誘われた。


数人の気の合う社員で行くプランだとのこと。


軽くOKした。



が、メンバーを聞いて、ぎょっとした。K氏が入っていたのだ。

独身の子だけで行くのかと思っていたが、K氏だけを私が反対するのも変だし、まいいかと気にしない事にした。


しかし、それが後から失敗だったと思い知る事になる。






9 4月

K氏が差し出した物とは

K氏が差し出した物、それは…
とある有名ホテルの割引き券だった。



「何ですか?これは?」
と戸惑う私。

「割引き券をもらったから、一緒に使わないかなと思って。」と私の前にすーっと手をのばして券を置き、ニヤニヤしながら言うK氏。


まだ今よりずっと純だった(?)私は、それまで男性からそういう誘われ方をされた事がなかった。

当時、ついその前まで学生だったわけで、付き合う男性と言えば、地方から上京して仕送りで暮らす貧乏学生たちだけだったのだから。


はは~ん。これか。奥様が心配するわけだ。と思ったら腹がたってきた。



「いりません、こんな物!馬鹿にしないでください!」と言って、割引き券を突き返し、そのまま店を出たのだった。



注文した食事は口に入らず、お腹ペコペコのままで、出てきた事を少し後悔したが、明日からどんな顔して仕事したらいいんだろうと憂鬱になったのを覚えている。


今より世の中が景気が良く、夢にあふれ、夜の街の風景もキラキラしていた時代の話である。






8 4月

K氏の婚約中の出来事

K氏の奥様からの電話の内容とは、

K氏が言うには
「今日は早く帰ってきてね」「誰と残業するの?」「今電話にでた人は誰?」「今年の新入女子社員の事を詳しく教えて」などなど、K氏の周りの人の事や行動をとても知りたがるとの事だった。



今でいうDVというものではなく、単なる焼きもち、浮気の不安からくる行動だったらしい。


ちょっとでも遅く帰ると泣かれると言っていた。


新婚時代はどこもそんな感じだろうなと思う。奥様の気持ち、わかる。


だから、飲みに誘われても「奥様に悪いから…」と断る人が増えたのだが、K氏は気にせず強引に誘って真っ直ぐ帰ろうとはしなかった。


私を含め、女子社員の間では「こんな人が旦那さんだと奥様大変よね。新婚なのに」と噂していた。



私も(普段、のろけてばかりいるのに、奥様の気持ちをわかろうとしてない。のろけているのは、自分を良く見せる為?こんなタイプの男性とは結婚したくないな)と思っていた。



女子先輩から、「奥さんがあんなに敏感なのには理由があるのよ。」という話を聞いた。

「彼は、とてももてるのよ。婚約中も浮気していたんだから。しかも会社で隣に座っていた年上の女性と!彼は、浮気した翌日、浮気相手に、”遊びだったから忘れて”と口止めしたんだって。その態度に腹をたてた女性が、”彼から強引に誘われた、婚約破棄してもいい、君が好きと言われた”と会社の人に言いふらしたの。奥さんにもばれて、本当に婚約破棄かと思ったけど、彼は”酔っていて覚えていない、女性から誘惑された”と説得して、何とか収まったのよ。その後、女性は会社にいられなくなって辞めて、彼は何もなかった風に過ごし、無事結婚したの。」



ああ、本当に嫌な男だなあと、その話を聞いて、K氏が嫌いになったのを覚えている。



そんな時、K氏に同行して得意先回りをする日があった。


終わったのは夕方遅く、暗くなっていた。
「疲れたね。夕飯食べてから帰社しようか。食べたら君はそのまま帰っていいよ。」と言われ、一緒にレストランに入った。


2人ともくたくたで、お腹ペコペコだった。


注文し、食事が運ばれるまでのホッとした時間。


突然、K氏が驚く物を目の前に出して見せた。





プロフィール

りんご

主婦歴、子育て歴長いです。自己愛の強い夫に振り回される人生。長い間我慢してきた事を吐き出し、これからの自分の生き方も考えながら、あれこれ呟きます。

いつも有難うございます
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