miyukikaku

りんごの嘆き

自己愛の強い夫が勝手に別居生活を始めて長い年月が経った。今後の自分の生き方を考えながら自己愛男への不満を呟く。

Y子の告白

13 10月

若さ故の失敗~K男の告白


Y子の元夫のK男と今でも親しくしている友人と久しぶりに会った。


Y子の事をさりげなく話題にしてみた。



友人は、K男の話を信じており、Y子を批判していた。


「K男がなぜ訴えたと思う?彼は不妊の検査にこっそりいっていたのよ。そしたら、子供が作れる確率がほとんど0に近かったらしい。でも、絶対できないとも言い切れないと言われたから、それは証拠にならないと思ったとか。」


「一人目も二人目と同じで、険悪で、できるはずのない状況だったのに、できたらしい。最初は寝ている時に、襲われたのかと思ったけど、目が覚めるよね?それにそんなんで子供できるの?Y子が浮気をしないはずがないと思うって。触りたくもないから、家に帰るのが嫌で、いっそ浮気してくれたら堂々と別れられるのに、と思っていたんだって。一人目が、自分に似てなくて、目元が友人にそっくりで、ずっと疑っていた。でも、子供は可愛いから自分の子だと信じることにした、でも、だめだった。まさか、2回も騙されるのは、もう耐えられなかった。俺の人生終わったと思った。だって。」


との話だった。

「鑑定を拒否された事で、自分の子ではないと確信した」という。


「当時、どろ沼になってきて、疲れて、戸籍は自分の子になっているが、もうどうでもいい。離婚さえできたら。」と思ったと。


本当に納得して好きな人と再婚したから、今は幸せの様子。


だが、ひとつ、心配な事があるとか。

それは「自分は死んだ時、相続人として二人の子供に今の妻が連絡をしないといけなくなったり、財産を請求されて、戸惑う事だ。あの父親が何をするかわからない。
いつ今の生活をかき回されるかと不安になる時がある」そうだ。


K男は、「あの時、鑑定を強引にやっとけばよかった」と後悔している。その前に、Y子の誘いにのらなければ、結婚をつっぱねていたら、と色々と悔やんでいるらしい。


公正証書遺言を作り、今の妻を守ろうとしているそうだ。


これも、全て、K男の弱さ、優柔不断さからきた自業自得の結果だろう。



若さゆえの…って、ある。私も同じ。自業自得。


K男もY子もやり直している。

私の方がダメだなあ。





6 10月

Y子 ~という事はやっぱり?

しつこくDNA鑑定を要求するK男に対して、Y子はかたくなに拒否し続け、「養育費も慰謝料も請求しない。家だけもらえたらいい、残ったローンは私の親が払うから離婚して」という条件をだした。


借金があり、失業していたK男は、お金に困っていた。


結局、K男は、いっさいお金を要求されないという条件に流され、鑑定をあきらめ、離婚は成立した。


言い換えれば、Y子はそこまでしても、鑑定を受けたくなかったのだ。


その後、家を売り、実家に戻り、裕福な暮らしをしているそうだ。

「離婚してよかったわ。あんな安い給料で、旦那は借金ばかりするし、帰ってこないし。本当に苦労したわ。今は天国よ。しばらくは母子家庭とか、出戻りと言われるのが嫌だったけどね。もう再婚なんてしない。やっと自由になれたんだもん。」と明るい声だった。


長年の我慢の反動なのか「色んな男性と付き合えるのが楽しい」と言っていた。


「でも、幸せな結婚生活している友人を見ていたら、滲めになる。あいつに私が苦労した時間を返してもらいたい。今後あいつが幸せになるのは許せない」と言う。

娘を溺愛するY子の父親も、「K男が一生立ち直れない位、仕事の妨害をしてやる」と言っていたそうな(恐…)


K男は、数年後、再婚したらしい。おそらく今度は本当に好きな人と納得して結婚したのだろう。


Y子は、それが許せないらしく、時々、K男の友人や親族と親しくして、元夫の新家庭の情報を手に入れているのだそう。(次は何をする気か…?)


子供さんは、すくすくと育ったそうで、子供の進学や経済的な面では、離婚してよかったとの事。


「二人とも、私似で、元夫に似てないのよ。最近○○君に似てきた気がするわ。ふふ」と言うから驚いた。○○君とは、例の元彼だ。


Y子の元彼は、結婚当初から偶然か、Y子とK男の新居の近所に住んでいたという。

そして、病院で「パパにそっくりね」と、間違われたのは、この人の様だ。(なぜ、元彼が病院に?)Y子は混乱して、ついぽろっと言ってしまったようだ。


「え?という事は?もしかして…」と私がおそるおそる聞くと

「やぁね。子供は元夫の子よ。元彼には、結婚してすぐの時からよく相談に乗ってもらったの。私の事、心配してくれていたの。(本当だろうか?何か脅されていたのではと勘ぐってしまった)でも、元夫と鑑定の話になったとたん、自分は関係ないって、遠くに引っ越しちゃったのよ。」と曖昧な言い方をした。


真実はY子しか知らない。

鑑定の拒否、元彼、~怖い人だなあ。後ろめたさは1ミリも無さそうだった。


苦労話のはずだったが、何だか自慢話を聞かされたような気分になった。

まあ、彼女と子供さんが幸せで、誰も不幸にならないならOKか。

Y子には、これ以上、K男の新しい幸せと、元彼の家庭を壊さないことを祈るばかり。





5 10月

Y子 ~DNA鑑定

Y子は、裁判所からの書類を見て、怒りがわいたという。


すぐに父親に連絡。泣きついた。

父親は激怒、すぐに動き出す。
「もう我慢できない。離婚しろ!家はとるんだ。すぐに弁護士に離婚の訴えを起こす手続きをさせる。」


K男が勝手に家を売却する恐れもあったので、すぐに仮差し押さえをした。


Y子は、うふふと笑いながらその話をする。「父はね、私の為なら何でもしてくれるの。父に全て任せたら楽になっちゃった。」と言う。


子供の件は、Y子が不貞を徹底的に否定し、K男が証拠を示せなかった為に、調停は不調に終わった。K男が徹底的に戦うなら、次は裁判になる。


K男は「DNA鑑定をすればすぐに明らかになる事だ」と、裁判をせず自分らだけで、鑑定で決着をつけようと要求してきた。


K男にとっては、大きな賭けだったろう。もし自分の子だったら、Y子から多額の慰謝料や名誉棄損で逆に訴えられかねない。よっぽどの覚悟だったと思う。


両方の実家も鑑定に賛成した。

K男の母が、鑑定をしてくれる機関を探す事になった。


最初は承諾したY子だったが、日がたつと拒否する気持ちが強くなり、結局断った。



「なぜ、拒否したの。自信あるなら鑑定うけて、相手をぎゃふんと言わせたらよかったのに。」と聞いてみた。


すると「だって、赤ちゃんが可哀想じゃない。こんな事にお金使って無駄だと思ったのよ。ほっとけば、戸籍は彼の子になるわけだし、彼が裁判まで持ち越すなら、その時考えようと思ったのよ。どうせお金の無い彼が裁判費用だせるはずがないと思ったし。」という。


「それに、赤ちゃん、パパにそっくりですねって、パパが病院に赤ちゃんを見に来た時に、看護師さん達から言われたのよ」と言った。


あれ?「K男は、病院にも一度も来なかった、生まれた子供の顔を知らないまま離婚した」と聞いたが。


そこは、質問する勇気がなかった。



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4 10月

Y子~僕の子ではないと訴えられる


妊娠が分かって以来、きちんと帰宅するようにはなったが、K男は口もきかず、話しかけても無視する。ぼうっと考え事をしている事も多くなっていたという。



お腹が大きくなり、出産が近くなると、K男は家に帰ってこなくなった。電話連絡はとれるのだが、居場所を教えてくれない。



Y子は、不安になり、親に相談する。

Y子の親は無責任な婿に当然怒った。K男の実家に行き、親をどなりつけた。騒ぎになった。


Y子は、会社の上司に苦情の電話を入れた。


「会社のせいで、家庭が壊れそうになっているんです。これ以上、遅くまで働かせないでください!」

すると、「忙しくはありませんよ。定時には帰っていますよ。」と反論される。Y子は夫の生活状況を上司に相談する。

上司は、K男に注意した。

上司から注意してもらえば、帰宅するだろうと考えたY子の考えだったが、それが益々自分の首を絞める事になった。


K男が帰ってこないまま、二人目を出産した。協力してくれる人がいたので、助かったそうだ。どんなにか不安だったろうか。

ここまで話を聞いていて、そんなに家庭が嫌なら、なぜY子と話し合わなかったのかと、私はK男の気持ちも聞きたくなった。


Y子は、「自分は何も悪くない。まだ愛されているはず。誰かが夫を騙して、家に帰らない様にさせているのか、仕事が原因で鬱状態なのかもしれない。」と思っていた。

Y子の親が、人を頼んで調べたが、K男に女性の影は見当たらなかった。寝泊りする場所まではつきとめられなかった。

「子供が生まれたらそのうち戻るだろう。騒ぎすぎて離婚を言い出されたら困るからしばらく静かに帰りを待とう」という話になった。


そうするうちに、K男は上司に注意された事が元で、会社を辞めてしまった。その為、生活費がY子の元に入ってこなくなった。


二人の子供を抱え、途方にくれるY子。
だが、経済的には、裕福な実家の援助で、皮肉な事にそれよりも豊かな生活ができるようになっていた。

それを見越して、K男は家族を捨てたという事だろう。

ある日、裁判所からY子に書類が届く。

それは、「摘出否認の訴え」だった。


K男が「生まれた子供は自分の子ではない」と訴えを起こしたのだった。








3 10月

Y子 ~二人目を妊娠??

Y子は、子供ができれば夫が再び家庭に戻ると思っていた。


一人目の時も、危機を感じたけど、子供が生まれたら優しくなった。

(また危機になっているのは、生活がマンネリ化しているからかも。
もし次に男の子ができたら、きっと喜んでいいお父さん、いい夫になるかもしれない)と内心思っていた。

だから二人目が欲しかった。


だが、K男は冷たく、自分を避け、家の中ですれ違うのも嫌がる様になった。子供どころではない。という状況だった。

なのに、なぜ妊娠したのか?


ここで、私はその理由を聞きたくてたまらなかったが、Y子は口を挟ませない勢いで話していく。


Y子は嬉しかったが、不安もあったという。

家計は破たん寸前。

「子供を二人も育てられない。それに寝室別なのになんで子供ができるんだ。もうお前との子供はほしくない。」と言われるのが怖く、なかなか言い出せないまま時間が過ぎていった。


Y子は、中絶できない時期まで言わない事にし、仮にK男がいらないと言っても、もう無理だとあきらめさせる作戦をたてた。


お腹が目立ち始めた頃、K男に話した。


反応はやはり「おかしいだろう。子供ができるわけないじゃないか。」と驚いていた。


「大丈夫よ。あなたの子供よ。」と言い張り、もうお腹の中で育っている事を話すと、観念した様子になり、Y子は安堵した。


「よくそこでご主人が納得したね」と私は言った。

すると、Y子は小声で言った。

「実はね、夫が寝ている時に…」と。

学生時代のあの噂を思いだした。

どんなにK男が疲れていようが、強引に毎日しつこく迫っていたそうだ。

我慢ができず、相手が寝てから勝手に襲うのだそうだ。
途中で相手が目覚め、投飛ばされた事があるがそれでも繰り返していたという。


K男はそれが頭によぎり、納得したのか?

「お酒で泥酔している時はばれないのよ」と言う。

しかし、本当にそんな事が可能だろうか。とても信じられない。


聞いていて、こっちが恥ずかしくなったが、Y子は、うふふと笑いながら話すのだ。



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2 10月

Y子 ~元婚約者への片思い

本気って、相手は誰?」

「聞いてどうするんだ。知らない人だよ。」


それだけ言うと、K男は寝てしまった。それ以上は何を聞いても答えてくれなくなった。


ショックを受けたY子は、悲しさより、怒りがわいた。

「私が悪いんじゃない。私を嫌いになるはずがない。その女が夫を騙したに違いない。何とかしなければ!」

と思い込み、それからは相手の女性探しを始めた。


K男のカバンの中、手帳、携帯、車の中、年賀状、家電の履歴まで証拠を探した。


すると元婚約者の写真がでてきた。古い写真で婚約者が一人写ったものだった。


それをK男に見せて、問い詰めた。


「勝手に人の物を触るなよ!そうだよ。彼女が忘れられないんだよ。お前と何で結婚したのか、どう考えてもわからない。最初から好きでもないのに結婚したのが間違いだったと気が付いたんだ。」


どうやら、K男の片思いの様だった。Y子は少し安心し、まだ見込みはあると思った。


笑顔で「許してあげるから、今まで通りに暮しましょう。私と結婚したから今のあなたがあるのよ。私と別れたらどうなるかわからないわよ。」と冷静なふりをした。


それが逆効果だったようで、「ふん、そのおかしな自信が嫌なんだよ。お前が彼女の魅力に勝てる訳がない。」と言い返され、益々口をきいてもらえなくなった。



離婚の話まではでないので、Y子はどこかで安心していた。いざとなれば、また親を巻き込み、縛りつければよいと思っていた。離婚だけは避けたい。母子家庭なんてみっともない。と世間体ばかり気にしていた。



K男は、朝帰りや深夜の帰宅が続いていた。Y子は、会社の近くでK男を待ち、尾行もしていた。それでも女性の姿を見る事はなかったので「この人は私に甘えているだけだ。子供みたいにだだをこねているのよ。」と思い込んだ。


K男の借金は増えていった。ボーナスは返済で全て消えた。


Y子は、あんなに嫌だったパートにでる事にした。

K男に対するあてつけとお金の為だった。

ブランド志向だったY子は、節約が苦手。夫婦で浪費していたら家計が破たんするのは当然だろう。

Y子は時々、親から助けてもらっていた。K男はそれを承知で平然と浪費していたようだ。

自分なりに努力するY子、冷めて生活が荒れたままのK男。

そんなある日、二人目を妊娠している事がわかった。???








1 10月

Y子 ~浮気じゃない。本気だ。



ここからは、Y子から聞いた話になる。



子供が生まれてからは、子供中心の生活になり、3年ほどは平穏な日々が続いた。

ただ、K男の金使いが荒く、少ない給料もK男の付き合いに消えた。
「仕事の接待だから」と言っては、毎晩飲み歩き、カードの支払いに毎月追われたという。

かといって、Y子は働かない。


「だって、保育園に子供を預けて母親が働くなんて、ありえないでしょ。みっともないわ。」というY子。

医師、弁護士、教授の奥様ばかりと付き合い、自分は同じレベルの奥様だと思っていた。

だが、収入が伴わない生活にいつも悲しい思いだったという。

なぜ私はこんなに苦労してるの?と泣いてすごしたとか。


ある日、K男が突然「家を買うぞ」と言い出した。貯金どころか借金をしているK男。


「でも、私も友人が次々と家やマンションを買い始めていて、焦っていたの。いいかなと思った。」ということで、資金援助をY子の親に頼んで買う事ができた。

K男は裕福なY子の実家をあてにしている感じがしたと言う。ならばそこにつけこんで、K男を自分の実家にうまく引き込めばいいと考えたという。


例えば、親の老後は、実家で同居して面倒みるとか、いつまでも安月給なら、自分の父の会社に転職させるとか、K男が嫌がりそうな事も、お金の援助を受ける事で、言いなりにさせられると考えたらしい。


家の資金を援助した強味で、Y子の親は頻繁に新居に泊りに来る様になった。


もともと、嫁の親に脅されて結婚したK男は、最初から義親が苦手だったはずだ。義親が家庭に入り込めば、窮屈に感じない訳がない。


家を買った後から、しだいにY男の態度が変わってきたという。


二人目の子供も、なかなかできなかった。


K男がしだいにY子を避けるようなり、ついには口も聞いてくれなくなった。



こんなでは子供も作れない。と悩んだY子は、思い切ってK男に気持ちを聞いてみたそうだ。


まさかと思ったが、わざと聞いてみた。


「好きな人でもいるの?」


Y子は、自分に原因があるとか、自分が間違えているなどとは全く思わない。

だから、K男が冷たいのは、自分が嫌なんじゃなくて、誰かのせいだと思ったのだ。


いつのまにか、「大恋愛で結婚した」という嘘が、Y子の中では真実になっており、自分が一番愛されていると思い込んでいたのだ。

浮気をされても、それは浮気。私が一番愛されているのだから平気だと。



K男の返事は「うん。」だった。

「でも浮気よね、別に私は平気よ。」

「浮気じゃない。本気だ。」


Y子はパニックになった。





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30 9月

Y子 ~子供が生まれて離婚危機を乗り越える

この夫婦の将来を心配していた人は多かった。


最初の1年、なかなか子供ができず、焦って子供をほしがるY子と気の乗らないK男だった。


結婚2年目に女の子が産まれた。

この頃、K男が友人にこう話していたという。


「この結婚は失敗だったと後悔の日々で、もう離婚しようと決めていた。なぜかタイミングよく子供ができて、離婚できなくなった。でも、おかしいんだよ。あの頃、子供ができる様な状況じゃなかったんだ。喧嘩ばかりしていたし、出張が続いてほとんど家にいなかったし。嫁にその疑問をぶつけたら、覚えてないの?と言われてうやむやにされた。でもあんな嫁、誰も相手にする訳ないしね。子供は可愛いし、まいいかと思ってる。」



この時、K男は「Y子は自分に惚れている、男にもてるタイプではないし、子供がいれば別れられるはずがない。」と自信を持っていた。

「これからはY子を教育し、我慢しないで自分の好きなように生きていくぞ」と、考えを変え、離婚はあきらめたそうだ。そして、浮気もしてやろうと思ったそうな。


離婚するにしても、Y子の性質なら、激しく抵抗し、また親に泣きつき、慰謝料だの養育費だの騒ぎになるし、そこまでして別れても、残りの人生、孤独も嫌だし、とK男は計算していた。


どっちもどっち?と、聞いていてため息がでた。



ここまでは、Y子の元ご主人のK男側からの情報である。

逆に、当時のY子側から聞く情報は、世間体を繕う幸せな話だけだった。「自分は愛されて結婚した。私が支えてあげないと彼は何もできないの。」と自慢する事が多かった。


真実を知っている人は、しらけていたが、何も知らない近所やママ友は、羨ましがり、ひやかしていた。

その話をY子はわざと周囲に広めて、K男に仲良しの演技をさせようとした。Y子は負けず嫌いで見栄っ張りだった。

そんなで、K男は更に嫌気がさしていたのだが。
彼の心には、常に「僕の愛する人は元の婚約者だ、Y子なんか全くタイプじゃない!」という気持ちがあった。


Y子は、まさかK男が、友人にこんな愚痴を話しているとは知らなかっただろう。


その後、どうしているか、気にはしていたが、まさかY子から連絡がくるとは思ってもいなかった。



その後、どうして二人が離婚という結末になったのか、Y子からの話に続く。






29 9月

Y子 ~やけになり、結婚する





Y子の元彼は、夫となるK男の友人でもあるから、結婚式に招待されても不自然ではなかった。

K男は、友人がY子の元カレだと知らなかった。知ったのは、結婚式の前日だった。

意外な二人の結婚を知った友人達の間では、気の弱いK男が、ひっかかったと噂になっていた。「Y子には気をつけろ」という噂は、K男には伝わっていなかったのだった。



結婚式の前日、K男の実家に招待された同級生が集まり、盛り上がっていた時、その中の一人が口に出した。

「なんでY子と結婚するんだ。前の彼女はどうしたんだ。どう考えてもY子はお前に似会わないぞ。もしかしてお前、Y子に騙されたのか?Y子は○○ともつきあっていたんだぞ。男好きで有名だったのを知らなかったのか?」と言われたのだ。


結婚式の前日にこんな話をする友人の神経もおかしいが、「今ならやめられるのでは?本当にいいのか?」と言われるほど、周りからY子との結婚を心配された訳だ。

当然、Y子の元彼は式には欠席した。それでK男は確信した。


あの時「遊びでいいから。」と言っていたはずのY子は、「本気になってしまったの。あなたはどういう気持ちでいるの?」と言い出し、周りにK男との事を言い触らしてしまった。内緒どころか、すぐに婚約者の耳に入ってしまった。


婚約者は、事を大きくせず、親も介入させず、あっけなく婚約破棄した。(正解だったかも?)


逃げ腰で、自分を避けているK男に対して、プライドが高く、結婚も焦っていたY子は、自分から誘った事は棚に上げ、遊ばれた事を否定する為に、K男を自分のものにする手段にでた。


甘やかされて育ったY子は、友達と喧嘩するといつも親に言いつけ、親に解決してもらう事が当然になっていた。

この時も、親に泣きついた。「K男にもて遊ばれた。」と。お見合いを勧められても、「男性が信じられない。結婚したくない」と泣いて被害者を演じた。


話を信じた父親が、K男を呼びつけ、「責任をとれ!」とどなりつけた。しかも、このまま娘から逃げたら、お前の職場に苦情言うぞと脅した。


K男は逃げられなくなった。


婚約者の事が忘れられないまま、やけになったK男は、Y子の言いなりになった。


心配して結婚を引き留める友人に、K男はこうなったいきさつを説明し、「もういいんだよ。仕方ない。Y子をこれから僕が教育していくしかない。僕でないと結婚してやる男なんかいないだろう。ボランティアだと思って諦めるよ。」と暗い顔をしていたという。



「教育する」とか、「自分しか結婚してやる人がいない」とか、そんな自惚れた勘違いをしている時点で、甘いとは思うが、そう思うしかなかったのだろう。



K男の元婚約者は、同時期にお見合いで医師と結婚し、幸せそうにしているとの情報が入った。


それを知ったY子は、中小企業に勤めるK男にこう愚痴る。

「あーあ、私も本当はエリートと結婚するはずだったのに。なんであなたなんかと結婚してしまったのかしら」





28 9月

Y子 ~酔わせて誘う作戦

Y子から聞いていた話とは、全く逆で、驚いた。

Y子は、学生時代は、別の男の子とつきあっていた。
卒業したら結婚するつもりでいたらしい。が、卒業するとすぐに彼は他の女性と結婚してしまったのだ。


その彼が言うには「Y子とは付き合っていたわけではないよ。Y子からしつこくアピールがあって、遊びでいいからつきあってとしつこかったから、大変だったんだよ。断るとすぐ泣くし、やっと解放されたよ」との事だった。



プライドが高いY子は、遊びでいいと誘いながら、逃げられそうになると父親に言いつけると脅していたらしい。


卒業後、友人達が次々と結婚していくのを、悔しい思いで見ていたようだ。



ここからは、Y子の元ご主人、K男が友人にしていた話~結婚までのいきさつを書いていく。


卒業後、何回か、同窓会と称して、仲間で集まっていた。


ある時、Y子から連絡がきた。「同窓会をするから来てね。場所は私の家。時間は夜の7時から。皆には連絡してあるから」と。

K男は、仕事で少し遅くなってしまったが、急いでY子の家に行った。


すると、Y子しかいなかった。


「さっきまで、何人かいたんだけど、用事があるとかで帰ったわ。他の人は急に来れなくなったと連絡があったの」と言われた。「せっかく私が料理やお酒を用意したのに、無駄になってしまったわ。」と泣き出した。


(他の人の話は嘘だった。K男しか呼ばれていなかった。)



すぐに帰ろうと思ったが、泣かれてしまい、とりあえず、料理とお酒を少しでも食べてあげようとK男は気を使った。



お酒に弱いK男は、Y子がどんどん飲ませるので、すっかり酔ってしまった。


するとY子が、突然ライトを消し、服を脱ぎだす。「え?やめろよ」と言うと、また泣きそうな顔をし、無理やりK男に抱きついた。

(泣くのはY子の作戦)

Y子は「遊びだから。彼女には内緒にするから」と囁いたそうだ。


これがY子の作戦とは知らないK男は、酔っていた事もあり、誘惑に負けてしまったという。
「若い男ならあんな場面になれば、誰だって流される。男として変な見栄をはってしまった。」とK男は言い訳していた。


その後はY子の作戦通りに進んでいった。


婚約者を裏切り、傷つけたK男は愚かだし、いくら後悔しても言い訳しても自業自得だ。
自分のプライドの為に、親友の幸せを壊し、好かれてもいない相手に結婚を迫ったY子。


しかも、K男は、自分をふった彼氏の友人だった。








プロフィール

りんご

主婦歴、子育て歴長いです。自己愛の強い夫に振り回される人生。長い間我慢してきた事を吐き出し、これからの自分の生き方も考えながら、あれこれ呟きます。

いつも有難うございます
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